不動産の購入相談を承っていると、お客様の要望によっては中古マンションをお勧めすることもあります。
ただ、その場合のお客様の反応は大抵良くないです(笑)
「マンションは狭いから」
「住宅ローン以外に管理費などがかかるから」
「古いマンションだと建て替えが難しいって聞いたから」
当社のある静岡県三島市近辺でお探しの方は、やはり一戸建て志向が強いです。
土地の坪単価も30万円前後から探すことができ、土地面積も40坪以上が平均のエリアです。
素敵なお庭で友人を呼んでバーベキュー・・・
こどもはお庭のプールで遊んで、ワンちゃんが駆け回る・・・
子育て世代の皆さまが憧れる光景ではないでしょうか。
このように一戸建ては一戸建ての良さ、というか夢があります!
わたし自身、中古の一戸建てを購入してますし、↑のような生活に憧れておりました。
現実は・・・まあ、あえて言いませんが(笑)
つまり、三島市近辺での一戸建て生活は地元の不動産業者としても個人としてもオススメいたします!
「資産価値」を求めるなら一戸建てよりマンション
ただし、お客様の要望の中に、「資産価値」を重視することが強く出ている場合はほぼマンションをオススメいたします。
三島市も当然人口減少、高齢化が進んでいる街です。
いくら移住希望者が多い街だと言っても限界はあります。
別に三島市に限ったことではないのですが、どの市町村も今後は「(人口減少しても)住みやすい街」をつくらざるを得ません。
そうすると、主要な施設を街の中心部に配置する「街のコンパクト化・スリム化」が進められ、より中心部に人が集まるようになります。
すると、郊外の持ち家は当然今より不便となりますので価値も下がります。
つまり、資産価値がある不動産は街の中心部に限られる、ということになります。
では、三島市の場合、どこが街の中心部となるのでしょうか。
三島駅近辺でしょうか。
本町交差点付近も良いですね。
広小路駅周辺もありますね。
そうです、上記のエリアはどこも用途地域で言うところの「(近隣)商業地域」なのです!
つまり、行政としては、そもそも住宅用地としては考えていませんよ、というエリアです。
だから、20坪の土地でも上に上にどんどん建てることはできますし、商売をする方からすればそれだけ価値があります。
そこでマンションの登場です。
広い土地があれば人もいっぱい住めるマンションを建てましょう!
規制が緩い街中にどんどん建てましょう!
となります。
便利な商業地域でマンションが建てられていくのも当然の話ですよね。
このように、資産価値の点から見ればマンションはとても良い商品となり得ます。